18イン/18アウト 24bit/192kHzサポート USB&FireWire オーディオインターフェイス 世界的に大成功を収めたFireface UFXの遺伝子を受け継ぎながらも、さらに最新鋭のテクノロジーを惜しげも無く注ぎ込み誕生したFireface UCXは、RME製品の長所が組合わさった驚異的なパフォーマンスを誇るオーディオ・インターフェイスです。
RMEが長年手掛けてきた、コンパクトなハイエンド・オーディオ・インターフェイスの経験に基づき、ハーフラック・サイズのボディに、スタジオやライブレコーディング等のプロフェッショナル・オーディオの現場で求められる性能を実現しています。
同サイズのFireface UCと比較して実に300以上もの電子部品が新たに採用され、さらにはDSPチップから電子部品に乗る電気ノイズを防ぐために50以上ものシールドが内部には施されています。
18イン/18アウトもの豊富なオーディオ・チャンネル、高性能デジタル制御プリアンプ、最新鋭のAD/DAコンバーター、そのすべてが192 kHzでの動作をサポートしています。
RMEの大きな特徴である「低レイテンシー」はFireface UCXにてより極まり、USB・FireWire双方の接続において、Fireface UCXと同クラスの製品はもちろん、それ以上のハイエンド・クラス製品と比較をしても勝るパフォーマンスを誇ります。
OS標準ドライバで使用可能なクラス・コンプライアントに対応(Apple iPad/iPad 2対応) Apple iPad/iPad 2:クラス・コンプライアントに対応したことで、Apple iPad/iPad 2と接続(Camera Connection Kit経由)すれば、Fireface UCXの高品質な入出力と機能(マイク・プリアンプ、EQとダイナミクス、FX、Auto Set)がiPadでも使用可能です。
iPadとFireface UCXのやり取りはすべてUSB経由のデジタル信号のため、高いクオリティを保ったままiPadにインストールしたAppや楽曲を最大24bit/96 kHzの高音質で楽しむことができます。
アシンクロナス・モード:Fireface UCXはDAコンバート時にジッターが生じやすいUSBクロックの代わりに、内部に搭載されたSteady Clockを使用します。
多くのUSBオーディオ機器はDAコンバート時にUSBデータ・パケットからクロックを抽出するスレイブ・モード(アダプティブ・モード)で動作しており、効果的なジッター抑制は行われず比較的大きなジッターが生じます。
Fireface UCXはレコーディング時もプレイバック時もマスター・クロック・モード(アシンクロナス・モード)で動作するので、iPad使用時でもコンピュータ接続時と変わらないサウンド・クオリティを実現しています。
入出力に対応:iPad使用時は出力の他に入力も利用できます。
モノラル音声のAppではアナログ・マイク/ライン入力チャンネル1が、ステレオ音声(デュアル・モノラル)に対応したAppでは入力チャンネル1/2が利用可能です。
マルチ・トラックに対応したAppではアナログ8チャンネルすべてが利用可能です。
プレイバック時はアナログ出力チャンネル1/2(現時点ではAppの仕様によりマルチ・チャンネル出力非対応)が利用可能で、同時にヘッドフォン出力7/8、およびS/PDIFとADATにも出力されます。
ルーティング:予めTotalMix FX上で設定を施したルーティングのプリセットを本体内のメモリーに6パターンまで保存することができ、コンピュータと接続をして設定変更を行わなくとも、フロントパネルのプッシュ式エンコーダーを使って即座にリコール(設定の読み込み)が可能です。
その他の特徴 SteadyClock:RME独自のジッター抑制技術SteadyClockにより、Fireface UCXは内部/外部クロックを問わずに完璧なサウンド・クオリティが保証されます。
非常に高機能なジッター抑制のため、Fireface UCXは外部クロックで動作している場合でも、非常に高精度な内部クロックを用いているのと同じように高いサウンド・クオリティを保つことができます。
また、SteadyClockによりFireface UCXは自身のサンプルレートを極めて自由に制御できます。
設定画面では、一般的に映像やオーディオで使用されるサンプルレートが用意され、直接切替が可能です。
ICC:インテリジェント・クロック・コントロールはすべての入力ソースの動作クロックの状態をリアルタイムで検知し、外部クロックに問題があった場合でも最後に正常だった状態を保持します。
同じくRMEのテクノロジーであるSyncCheckとの組み合わせで、クロック同期の問題を迅速に調査できます。
DIGICheck:RMEの非常に強力なデジタル・オーディオ用メーター/アナライザー/測定ツールDIGICheckは、Fireface UCXでも利用可能です。
DIGICheckはマルチトラック・レコーダー機能に加えてハードウェア上で動作するPeak/RMSメーター、さらにはソフトウェアの仕様に依存せずに再生音を解析できるアナライザーといった機能が含まれています。
* Mac環境ではDIGICheckの機能に一部制限があります。
パワーサプライ:パワーサプライには回路短絡の防止機構や統合されたラインフィルター、電圧変動対策等が施された、専用に設計された高性能なスイッチング電源を採用しています。
スタンドアローン用の設定保存機能:フロントパネルのロータリー・エンコーダーを使うことで、Fireface UCXの設定を本体のみで変更することができます。
内部メモリーに6パターンまでの異なる状態を保存できるため、Fireface UXXはコンピュータを使わずにスタンドアローンの状態でも使用可能です。
スタンド・アローン時には「AD/DAコンバート・モード」の使用が可能であり、特別な設定を行わなくともアナログ<>デジタルの双方向変換を行うことができます。
さらには2チャンネルの高性能マイクプリアンプとして、モニター用のミキサーetc. さまざまな目的に利用できます。
動作環境 Windows Windows 7 / Vista / XP SP2以降 (すべて32/64bit対応) OHCI互換FireWire 400(1394a) 端子1基 USB 2.0 端子1基 USB接続時Intel Core 2 Duo シリーズ以上のCPUを搭載したコンピュータが必要(発売時期に関係なくAtom, Celeron, Pentiumシリーズは動作対象外/AMD製CPUは全て動作対象外) Mac Mac OS X 10.5以降、Intel Mac OHCI互換FireWire 400(1394a)端子 1基(800 > 400 変換しての使用可能) USB 2.0 端子1基 ※Remote Controlは別売りです。