吹き込むほどに心惹かれる、豊かな響きとあたたかな木の手応え。
ヤマハ木製リコーダー。
リコーダー用素材として古くから定評のあるカステロウッドを採用。
のびやかなバロック時代を思わせる、柔らかな音色を持っています。
≪ 特長 ≫ ■ アーチ型・ウィンドウェイ吹き心地にある程度の抵抗感を持たせることにより、息のコントロールをしやすくしました。
張りのある輝かしい音色が出ます。
■ カステロウッド比重は乾燥後で約0.7。
甘く柔らかい音色で、力強さよりも繊細さを表現するのに向いています。
学術的にはボックスウッド科に属しますが、俗称でカステロウッドと呼ばれています。
≪ 仕様 ≫ 操作子 キイシステム バロック式 吹込口 アーチ型・ウインドウェイ 構 造 音 孔 ダブルホール 音 色 調 子 C 材 質 本 体 カステロウッド 付属品 その他 そうじ棒 コルクグリス 運指標 本体 継ぎ管数 3 yamaha soprano recorder木製リコーダー 古くは12世紀ヨーロッパの写本に登場するリコーダー。
呼吸と一体となった表情豊かな音色で、ルネサンス・バロック時代から多くの人に親しまれてきました。
その構造はとてもシンプルですが、美しい音色と正確な音程を備えた鳴りのよいものをつくることは至難の技とされています。
ヤマハのリコーダー製作は、古今の銘器を実際に吹き比べてみることから始まりました。
そして、材質の硬度や比重による音質の変化や構造を研究し、そのデータをもとに試作と試奏を繰り返しました。
こうして誕生したのが、ヤマハ木製リコーダーです。
その誕生を根底で支えたのは、ヤマハが永年培ってきた独自の木工乾燥・加工技術や、世界中で活躍する演奏家や専門家の貴重な助言でした。
ヤマハ木製リコーダーは、音色・音量だけでなく、吹き心地・質感・耐久性などあらゆる面で高いクオリティを備え、多くの方々にご愛用いただいています。
木の個性は音の個性。
ヤマハ木製リコーダーに使われている木々 キングウッド 非常に硬く目の詰まった材質で、比重は乾燥後で平均1.2。
力強さの中に も甘さがあり、透明感のある音を生みだします。
ローズウッド 比重は乾燥後で平均1.0。
キングウッドに通じる音色ですが、さらに柔らか さと甘さが強調されます。
エボニー 比重は乾燥後で約1.0。
力強さの中にも甘さが感じられる音色で、その艶 やかさが魅力です。
カステロウッド 比重は乾燥後で0.7。
甘く柔らかい音色で、力強さよりも繊細さを表現する のに向いています。
学術的にはボックスウッド科に属しませんが、俗称でカ ステロボックスウッドと呼ばれています。
メープル 比重は乾燥後で約0.6。
甘く澄んだ音色で、ことにアンサンブル時に際立っ たハーモニーの美しさを発揮します。