■その他「ギィデ交響吹奏楽団」演奏収録CDはこちら ベルギーの至宝・ギィデ交響吹の2004年最新盤。
久しく新譜を見ていないと思ったら指揮者が長年このバンドを育て上げてきたノジからデリッデルに代わってたんですね。
ビックリです。
さて、そんな新生ギィデをさっそく聴いてみましたよ。
メインはドヴォルザーク「スラヴ舞曲集 第1集」・・・いやーさすが、ギィデだよね、この演奏・・・響きがなんともゴージャスで、お見事!って感じです。
「スラヴ舞曲集」は日本でも人気の高い作品なので、多くのバンドがコンクールなどで取り上げているけど、バンドによって曲の解釈やスピード感が極端に違って聴こえるせいか、聴き比べをするとメチャ楽しめるですが、今回もたまたまそばにチェコ共和国陸軍のCDがあったので、1人ニマニマと音比べを楽しんじゃいました。
どっかが勝ちかって? うーん、それは自分の耳で確かめてみてよ! ま、両方とも超一流バンドだってことだけは、再確認しちゃったけどね。
あと、これには懐かしい?プロコフィエフの「キージェ中尉」も収録されてます。
これも凄くいい演奏! オススメです。
ちなみに、昔からこの曲が異常に好きなんだけど、それってオイラがスティング(元ポリス)のファンってことと、何か関係あるのでしょうか?(謎) ■ギィデ交響吹奏楽団とは? ベルギー国王・レオポール I 世専属のプライベート楽団として1832年に創設されたギィデ交響吹奏楽団。
メンバー全員がベルギー国内の音楽院を一等賞を得て卒業した音楽家だけで構成されている、まさにベルギー王室の至宝と呼ぶにふさわしいスーパー・バンドである。
フランス式の楽器編成を持つ大編成ならではのサウンドと響きは、1度聴いたら誰もが虜になってしまうほどゴージャスで、世界中の吹奏楽ファンはもとより、作品を提供する作曲家たちをも魅了し続けている。
ちなみに、ヴァンデルローストの「スパルタクス」や「プスタ」、デメイの「指輪物語」の初演を行なったのもこのギィデ吹奏楽団で、デメイの自宅には初演時のポスターが今も大切に飾られてるほど。
それほどこのバンドに作品を演奏してもらえることは作曲家にとってもステータスなのである。
・演奏団体:ギィデ交響吹奏楽団/ロワイヤル・デ・ギィデ(Royal Symphonic Band of the Belgian Guides) ・指揮者:フランソワ・デリッデル(Francois DE RIDDER) ・発売元:ハファブラ・ミュージック(HAFABRA MUSIC) 編曲:ヨセ・シュインス(Jose Schyns)【全曲】 1. シンフォニック・ダンス/フィクレット・アミロフ【12:22】 Symphonic dances/Fikret Amirov Dance of Joy【2:56】 Girls Dance【1:57】 Dance-Caprice【1:36】 Yally Round Dance【3:49】 Djigit Dance【2:04】 2. キージェ中尉/セルゲイ・プロコフィエフ【21:08】 Lieutenant Kije/Sergei Prokofiev The Birth of Kije【4:23】 Romance【4:37】 Kije's Wedding【2:53】 Troika【2:59】 Kije's Funeral【6:16】 3. スラヴ舞曲集 第1集作品46/アントニン・ドヴォルザーク【34:25】 Slavonic dance op.46 no 1/Antonin Dvorak Slavonic dance op.46 no 2【5:03】 Slavonic dance op.46 no 3【5:01】 Slavonic dance op.46 no 4【7:43】 Slavonic dance op.46 no 5【3:30】 Slavonic dance op.46 no 6【4:43】 Slavonic dance op.46 no 7【3:46】 Slavonic dance op.46 no 8【4:39】★
メインはドヴォルザーク「スラヴ舞曲集 第1集」・・・ このゴージャスな響きは、さすが、ギィデって感じだよね! プロコフィエフの「キージェ中尉」も聴きものです